太陽電池メーカーハンファQセルズ、韓国に太陽電池工場建設
韓国の大手財閥ハンファグループのハンファQセルズは5月31日に、太陽電池の部材であるセルとパネルそれぞれの工場で新設・増設を発表した。投資額は3500億ウォン(約390億円)、セルは1500MW、パネルは250MWの生産ライン増強となる。
新設するセル工場は、韓国の忠清北道鎮川郡で今年末の竣工を予定。パネルは同道の陰城郡の250MW規模のパネル工場に更に250MW分を増設する。こちらは今年9月の竣工を予定する。韓国国内で500MW規模のパネル生産が可能となる。
同社グループは現在、グローバル拠点でセルとパネルの生産ラインを保有しており、新設のセル生産工場竣工後は、5200MWと世界トップクラスとなる。