パナソニック、HEMS機能拡充 音声で家電制御も
パナソニックエコソリューションズ社は3月21日よりAiSEG2を中核機器とする『スマートHEMS』の機能強化モデルを発売する。価格は7型モニタ付で8万円(税抜・工事費別)。18年度3万台の販売目標を立てている。
今回のバージョンアップでは家電や住宅設備機器をインターネットにつなげるIoT関連ニーズの高まりを受け、同社製品群だけでなく他社製にも対応幅を広げた。エコーネットライトの普及を促す狙いもある。従来4社23機種だったものを三菱電機、リンナイ、エリーパワー、美和ロックなど競合含む14社27機種へと拡充する。18年度中に「Google Home」と連携させ音声操作も可能とする。今後も増やしていく方針。
AI(人工知能)を装備しAiSEG2が翌日の天気予報を確認、太陽光発電の余剰電力があればエコキュートを自動的に沸き上げる「AIソーラーチャージ」、気象警報連動により電動窓シャッターを閉めるといった気がかり解消、設定値を超えるとエアコンや照明を自動制御し電気代削減を図る経済サポート機能などを盛り込み快適性だけでなく経済性もカバー。来る2019年問題の解消や自家消費住宅の構築を視野に入れる。〔次号2月20日号にて詳報します〕