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村田製作所、ソニーの電池事業取得

2016.11.01

カテゴリー :蓄電池

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 村田製作所(村田恒夫社長)は10月31日、ソニーグループの電池事業取得について確定契約を締結したと公表。取得価額は約175億円。エネルギー分野の中核事業にすえ成長・拡大させる狙い。
 対象範囲は、ソニーの国内100%子会社ソニーエナジー・デバイスが手がける電池事業、ソニーが電池事業に関して持つ中国及びシンガポールの製造拠点、同グループが国内外に有する販売及び研究開発拠点のうち同事業に関連する資産。従業員約8500名は取引完了に伴い村田製作所グループで雇用を受け入れる予定。現在ソニーブランドで展開されているUSBポータブル電源やアルカリ乾電池、ボタン・コイン電池、モバイルプロジェクター等の一般消費者向け販売等の事業は対象に含まれていない。ソニーグループ内で関連事業を吸収分割し新設会社を設立。完了後に村田製作所が株式を取得する流れ。株式譲渡実行日は17年4月上旬を予定している。両社は今年7月末より事業譲渡に関して協議を進めていた。

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