西洋ハウジング、分譲住宅で可搬型蓄電池 採用
西洋ハウジング(佐藤幸浩社長)はこのほど宮城県名取市の分譲住宅15棟にエリーパワー製の可搬型蓄電システム(2.5kWh)を標準採用した。同社が新開発した配電システムにより、施主の電力使用状況に合わせて蓄電システムまたは商用電源いずれかからの電力供給を選択できる仕組みも導入。既築・リフォームでの後付など提案自由度が増す仕組みを生み出した。従来は住宅設計時に蓄電システムからの電力供給先を決定し変更するには電気工事が必要だった。新配電システムでは停電発生時など配電プラグを一時的に差替えることで蓄電システムからの電力供給に切り替えることができるとしている。