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東芝 大出力270W太陽光パネル 今秋発売へ

2015.08.04

カテゴリー :太陽光

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今秋発売の270W太陽光パネル

今秋発売の270W太陽光パネル

住宅向け太陽光発電システムメーカーとして強みを持つ東芝は、270Wと大出力の太陽光パネルを今秋に発売する。
この太陽光パネル『TML-270N-WHT-J』は、①両面受光セルの採用、②セル表面ピラミッド形状の凸凹化、③均一なナノ薄膜層を蒸着の3つの技術を採用したことで、最大モジュール変換効率は18.2%と高効率を達成している。

①セルの裏面にも表面と同じ薄膜層と電極を設け、セル間の隙間から入射する斜めの光を吸収することで発電効率を向上。
②単結晶セル表面上のピラミッド形状を、さらに凸凹形状にすることで、光が当たる面積の拡大と光の反射ロス低減を実現。光を多く取り込めるため発電量を上昇。
③単結晶セルのシリコン表面とARコート薄膜層との間に、半導体技術の応用で粒子形状を均一化させた名の薄膜層を蒸着させることにより発電効率もアップ。

量産レベルの住宅用太陽光発電システムで世界最高効率を誇り東芝の代名詞として認知される『Sシリーズ』、屋根にぴったりフィットさせることができる『Vシリーズ』に加え、『Lシリーズ』としてラインナップし拡販を狙う。

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