パナソニック 蓄電池を後付可能なパワコン発売
パナソニックエコソリューションズ社は10月23日より、蓄電池を後から連携させられる業界初の新型住宅用パワコンの販売を始める。年間販売目標は1万台。2019年問題対策や住宅のスタンダード設備として創蓄連携システムの普及拡大を図る。
これは太陽光発電システムとリチウムイオン蓄電システムを連携させ、日常だけでなく停電時も電力を安定供給する「創蓄連携システム」シリーズのひとつ。従来、太陽光発電に蓄電システムを追加する場合、既設のパワコンを取り換える必要があった。蓄電池がセットの場合、施主の費用負担が大きいという課題もある。新型パワコンでは同社製蓄電池に限り後から設置可能となる。初期投資を抑えた形で将来への備えができるなど蓄電池導入の選択肢が広がる。