ローム、業界最小の感震センサ開発
ロームは3月16日、地震検知機能が必要とされる分電盤や家電、給湯器など向けに業界最小の感震センサモジュール「BW9577」を開発。今年8月からサンプル出荷、12月に量産を開始する。
地震によって一般的な建物にどの程度被害が生じるかを数値化するSI値を用い、計算処理を最適化することで高精度な地震検知を実現。誤検知防止機能により、地震と人為振動を区別するなどの特徴がある。業界最小9.3×9.8×2.1mmサイズのモジュール形状で機器の小型化や各種アプリケーションに新機能を搭載する際の設計負荷軽減を図れるとしている。