古河電池、ベトナムの蓄電池メーカーの株式取得
古河電池(徳山勝敏社長)は9月30日、ベトナムの蓄電池メーカーDry Cell and Storage Battery Joint Stock Company(PINACO社)の発行株式10.5%を取得したと公表。海外拠点の拡充と展開を加速させる。PINACO社は76年の創業以来、ベトナム国内及び海外向けに二輪車・四輪車及び産業用蓄電池の製造・販売を手掛けてきた老舗。同国の経済成長と共に事業を拡大させ高い技術力とブランド力があるという。同社は10年9月にPINACO社との間で二輪車用VRLA電池の技術援助契約を締結し技術指導を行ってきた。株式取得により両社のネットワークや技術及び営業ノウハウを融合、販売・アフターサービスなどを一貫で提供できる体制が整ったとしている。