パナソニック、太陽電池生産1GW超体制へ
パナソニック エコソリューションズ社は5月18日、太陽電池モジュー「HIT®」の需要拡大から国内工場への設備投資を決めた。投資額は95億円、生産能力は150MW/年を追加し、16年度には世界で1GW以上の供給体制となる。セル生産拠点である島根工場とモジュール生産拠点である滋賀工場の生産ラインをそれぞれ増強する。増設ラインは16年3月から生産を開始する予定。マレーシア工場と二色の浜工場と合わせグローバルで1GWを超える生産能力となる。
また同日より、対象期間内に太陽電池+蓄電池(創蓄連携システム)を導入する消費者に対し22万円をキャッシュバックするキャンペーンを開始するほか、一部地域向けには売電価格上乗せ特典を付与するなどの販促施策を実施する。岡山秀次副社長は「キャンペーンを実施することで導入のキッカケを創り、蓄電池やHEMSなどを組み合わせたオールパナソニックでのトータルエネマネを実現する」と意気込みを語る。