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パナソニック、停電時8日間電力供給可能な新エネファーム

 総合電機メーカーのパナソニック(津賀 一宏社長)は4月1日より、総合効率97%の戸建向けエネファームを発売する。発電時に発生する熱を床暖房に利用機能や停電発生時にも最長8日間継続して発電する機能を搭載した。価格はオープン。
 今回発売するモデルは、発電効率の向上と機器のコンパクト化により放熱ロスを削減し、総合効率を前モデルから2%向上させ97%を達成した。また、発電する際に生み出す熱でつくったお湯で床暖房に用いる温水を温める機能を搭載し、ガス消費量を削減している。同製品が防災機器として期待されていることから、停電時でも最大500 W、最長192時間(=8日間)連続の発電を可能とした。蓄電池と連携するオプションも展開し、停電時でも天候や昼夜を問わず可動し最大650 W相当、最長192時間(=8日間)連続で電力を供給する。
 従来機種と比較して筐体の高さを100 mm、奥行きを50 mm縮小してコンパクト化し、燃料電池ユニットの重量を9 %減となる59 Kgまで軽量化した。設置場所の自由度が増し、搬入性が向上したとする。

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