月刊スマートハウス

  • 業界ニュース
  • 会社概要
  • お問い合せ

村田製作所、新型蓄電システム2機種 開発

2018.02.20

カテゴリー :蓄電池

印刷する

 村田製作所は2月20日、同社製リン酸鉄リチウムイオンバッテリを使用したパワコン連係タイプ「HVDC 蓄電ユニット」(3.5kWh)と蓄電池とパワコンを一体化した「All-in-One 蓄電システム」(4kW/2.3kWh)を開発。年内に量産出荷を開始する。
 これは17年9月に買収完了したソニーエナジー・デバイスのバッテリ技術と同社独自の電源技術を融合させた初の製品。連係タイプはDC-DCコンバータ、バッテリ管理システムを一体化したもの。外部通信機能を備え他メーカーのパワコンと接続も可能。長寿命であるため1日2回以上の充放電に対応している。一体型はリモコンから無線でHEMSに接続し、スマートフォンから発電状態などの動作状況をモニターすることや、バーチャルパワープラント(VPP)のような電力会社やアグリゲータなどからの上位指令に応じて運転コースや蓄電池制御を可能としている。

  • 最新号から年間12冊の一括購読を申し込む
  • バックナンバーを購入する