月刊スマートハウス

  • 業界ニュース
  • 会社概要
  • お問い合せ

ニチコン PV・BT・EVつなぐ次世代蓄電システム発表

2017.09.25

カテゴリー :EV・PHV,V2H,蓄電池

印刷する

 蓄電システムメーカーのニチコン(武田一平会長)は、太陽電池、蓄電池、電気自動車(EV)の電気を家庭に給電するV2Hの3つのパワコンを一体化した業界初の〝トライブリッドパワコン〟を新たに展開。来年4月より同製品を採用した4kWhまたは8kWhの『トライブリッド蓄電システム』を発売する。太陽光発電と蓄電システムによる節電効果や、災害時・停電時の安心など従来機能に加えて、EVの充放電までも一貫して行える仕組み。3方向に直流のまま電気が移動しエネルギー変換ロスを最小限に抑えるほか、パワコン1台で済むため設置場所の省スペース化にも寄与する。EVが不在の時には太陽光の電力を蓄電池に蓄えておき、EVが戻った時に蓄電池からEVに充電することでカーボンフリー走行が可能になるほか、万一の停電時も蓄電池とEVの大容量電池の両方からバックアップすることができ、一層の安心を得られる。加えて、太陽電池、蓄電池、V2Hシステムの組合せが自由で後から増設も可能な新認証に対応予定としており、ユーザーのライフステージの変化に応じて太陽電池の増設、蓄電池の増設、V2Hスタンドの追加接続等のシステムアップを可能としている。暮らしに寄り添った商品コンセプトが評価され、すでに関連企業大手からの引き合いがあるという。

  • 最新号から年間12冊の一括購読を申し込む
  • バックナンバーを購入する