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快適空間研究所 「温熱環境が良いと健康」女性7割が共感

 断熱材メーカー旭化成建材で、温熱環境の研究やマーケティング活動を行う快適空間研究所(白石真二所長)は、このほど『住まいの温熱環境の実態と満足度』の調査報告を行った。北海道、宮城県、首都圏、中京圏、阪神圏、福岡県の戸建住宅に住む600人以上を対象に行われ、結果「住まいの温熱環境が良ければ家族の気持ちや身体にいい影響を与えると思う」が68.2%に上り、特に女性では76.9%と高い比率であった。加えて「温熱環境が良くなると行動量が増えると思う」「冬あたたかい住まいは家全体を有効に使える」「住まいの温熱環境は重要だ」と思う人も、男性よりも女性がそれぞれ27.5%、23.2%、18.9%多かったという。男性よりも女性の方が省エネ行動に関心が高いことから、温熱環境の良い住まいを普及するためにも、20~30代女性を中心に意識・知識を高める活動を推進するとした。なお、温熱環境関連の用語の認知度では、「ZEH」について「知っている」「なんとなく知っている」合わせて9.5%で、まだまだ提案型営業が必要だ。

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