大和ハウス工業&ファミリーネット・ジャパン 一括受電マンション向けエコキュート最適制御サービスを共同開発
大和ハウス工業(大野直竹社長)と東京電力グループ会社でマンション向けのインターネットサービスを展開するファミリーネット・ジャパン(松村芳昭社長、以下FNJ)は、高圧一括受電を行うマンションを対象に、IoT技術を用い遠隔操作によって、各戸のエコキュートの稼働時間を最適制御するサービスを共同開発する。
同サービスは生活リズムが類似する居住世帯をグループ分けし、グループ毎のエコキュートの稼働時間を分散させるよう制御するもの。ピーク電力の値によって基本料金が変動する実量制で受電しているため、マンション全体の電力負荷を平準化させることで電気代低減に繋がる。削減できたコストは防災グッズの更新費用に充当するなど入居者に還元する。なお、FNJの一括受電では、時間帯別料金を設けていないため、深夜以外の運転でも電気代は同様。