カネカ、太陽光結晶パネルで世界最高24.37%
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のプロジェクトにおいてカネカは10月27日、結晶シリコン太陽電池パネルで世界最高となる変換効率24.37%を達成したと公表。両社は発電コスト目標実現に向け、引き続き太陽電池の変換効率向上、製造コスト低減、信頼性向上等の技術開発に取り組んでいくとしている。今年9月にヘテロ接合バックコンタクト型セルにおいて世界最高変換効率26.33%を実用サイズ(180cm2)で達成しているが、今回は108枚のセルを使用。パネル内での抵抗損失を最小限にするためのセル間配線技術や光の収集効率を高める技術などを新たに開発・採用している。