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和上HD、レカムに太陽光発電事業譲渡

2016.03.28

カテゴリー :太陽光

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 情報通信ビジネスを手掛けるレカム(伊藤秀博社長)は和上ホールディングス(石橋大右社長)の太陽光発電事業を譲受け新たに100%子会社を設立することを公表した。譲受け価額および決済方法などは非公開。契約書は4月12日の締結を予定している。
 和上HDは住宅・産業用の太陽光発電システム事業で約10年の経験があり施工実績は約1万件を超える。27年3月期売上高は約17億円、経常利益は23百万円だった。土地の取得から部材手配などの一貫体制と全国100社の工事会社ネットワークがあるなど関西有力店として知られていた。
 レカムはビジネスホン・デジタル複合機などの販売を中心に年商約34億円の事業規模を持つ。今年2月に新成長戦略として太陽光を利用した発電システム分野へのM&Aを検討していることを明かしていた。同社グループには中小企業など約6万社の顧客基盤があり、両社の事業ノウハウを融合させることでシナジー効果が期待できるとしている。

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