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積水ハウス 16年1月期売上高1.85兆円、2.8%減

 積水ハウス(阿部俊則社長)は3月10日、16年1月期の決算を発表した。売上高は、戸建住宅事業の減収や都市再開発事業の物件売却の減少により、売上高は前期比2.8%減の1兆8588億79百万円、営業利益は同2.1%増の1496億45百万円であった。
 主なセグメントとして、戸建住宅事業は、ZEHの他、高い天井や多層の空間を自由に実現する新技術『マルチレイヤーシステム』を採用した住宅など高付加価値住宅の拡販に努めたが、前期受注が低調だった影響を受け、売上高は前期比7.8%減の3937億86百万円、営業利益は同3.4%減の472億8百万円となった。戸建住宅の販売戸数は同10%減の1万3612件であった。リフォーム事業は、省エネ化含むリノベーション事業を積極的に推進し、売上高は同0.2%増1344億58百万円、営業利益は同5.7%増158億47百万円と増益で推移した。同事業では、新ブランド『Re:QUEST(リ・クエスト)』を立ち上げたことに加え、アマゾンジャパンが開設したサイト『リフォームストア』に参入しており、今後事業拡大を図る方針としている。

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