三菱電機は3月29日、同社HEMS「HM-ST03」のソフトウェアをインターネット経由で自動更新し機能をバージョンアップさせる。接続可能な製品数は従来の14製品から、他社を含めた17製品に拡張し機器連携・遠隔操作機能を強化する。これに合わせ4月1日からタブレットおよびスマホ用の新アプリも順次提供する。
　具体的にはルームエアコンとカウンターアローファンの連携による部屋間の温度差緩和、文化シヤッター製電動窓シャッターと三菱HEMSのファミリーカレンダー機能による窓シャッターの自動開閉など様々なニーズに対応する。スマホによる遠隔操作可能な製品も従来の2製品から他社含む7製品に増えた。ヒートポンプ式冷温水システムや電動窓シャッターの開閉などを遠隔操作することで、帰宅前の室温調整や留守中の防犯に寄与できるとしている。そのほか、電力小売自由化に対応した省エネ制御とエネルギーの「見える化」機能を拡充し快適性と利便性を向上させている。