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ハンファQセルズジャパン ハイブリッド蓄電システム発売

2015.10.27

カテゴリー :蓄電池

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 ドイツ生まれのQセルズ太陽電池を取り扱うハンファQセルズジャパン(キム・ジョンソ社長)は、10月27日付より住宅用ハイブリッド蓄電池システムを商品ラインナップに追加し受注を開始した。

 一般的な蓄電池システムは、太陽光発電システムとともに設置した場合、太陽光発電用パワーコンディショナに加え、蓄電池にも直流と交流の変換を行うパワコンが必要であった。しかし、今回のシステムでは、発電電力を直流のまま蓄電し、パワコン1台を発電・蓄電の両方の機能を備えたハイブリッド仕様とすることで、太陽光発電システムの発電電力と蓄電池ユニットの充放電の電力を合わせて同時に変換・制御することを可能にした。さらに、直流のまま蓄電するため、通常でも変換ロスが抑制されるとともに、電力系統の電圧上昇による売電量抑制時でも、電力を無駄にすることがないという。

 また、同時に設置する容量6.4kWhのリチウム蓄電池ユニットは、家庭用空気清浄機と同程度のサイジングで約60 ㎏と現在流通しているハイブリッド蓄電池の中でも軽量で、人手で搬入が可能、かつ基礎工事も不要であり、設置工事の負担が少ないという。

 

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