外断熱事業を手掛ける東邦レオ（大阪市、橘俊夫社長）は10月5日より、低コストで高断熱な仕上げ一体型外張り断熱システム『エコサーム（木造用）』を東北以西で発売した。同システムは、躯体の外側に厚さ50㎜のビーズ法ポリスチレンフォームを、内側にグラスウールを充填したダブル断熱よって熱抵抗値3.47㎡・Ｋ／Ｗを達成したもの。平成25年省エネ基準の断熱性能を上回る性能値で、防火30分の国土交通大臣認定を取得。外観は左官職人のコテ技術を生かした多彩な塗仕上げで意匠性を高めた。全国300人以上の施工技術者を擁する社内認定の施工技術者ネットワークの構築により高品質と低コストを実現した。価格は9800円／㎡から（材工共・仕上げ込・役物別途・消費税別）。16年度に木造用外張り断熱事業単体で売上高５億円、施工面積4万4000㎡、200戸程度を目指す。