YKK、AI・顔認証搭載の未来ドア発表
窓をはじめ建材のスマート化を進めるYKK APは4月25日、AIや顔認証システムを搭載した未来ドア『UPDATE GATE』を発表した。4月26日より同社ショールーム新宿にて一般公開し見学者の意見を集約、20年に発売を目指す。
同社は16年4月から『未来窓プロジェクト』と称した事業を展開。高断熱性能を保持するだけでなく空調管理、家族のコミュニケーションツールといったコンセプトを盛り込み窓のIoT化を進めきた。今回はその第二弾。NTTドコモのAIエージェントAPIを内蔵したドアが、出かける前に交通情報や天気予報等を伝達。顔認証により自動開閉するなど近未来を表現した。室外側には自在に演出できるパネルデザインを採用することで日々の生活に楽しさや彩りを与える。出入り口として存在するドアだが、セキュリティの向上、見守り、宅配業者とのやり取りといった機能や用途を広げることで社会課題解消に繋げたい考え。