ソーラーフロンティア 太陽光パネル累計5GW
ソーラーフロンティア(平野敦彦社長)は4月、製造するCIS薄膜太陽電池パネルの累計出荷量が5GW を超えたことを発表した。同社は1993 年に一般的なシリコン結晶系とは異なる、C(銅:Copper)・I(インジウム:Indium)・S(セレン:Selenium)を原料とした薄膜系太陽電池パネルの研究に着手、2007年より商業生産を開始した。純国産を武器に特に産業分野で多く採用され、このほど累計5GWを達成した。今後はZEHなど国内住宅市場を重要なターゲットと位置づけ、同分野向けに施工性・意匠性を向上させた『SmaCIS』シリーズを展開し、住宅向け市場を更に開拓していくとする。