YKK AP 築30年の戸建住宅リノベでZEH達成
YKK AP(堀秀充社長)は7月12日、樹脂窓等を採用したZEH改修実証住宅『代沢の家』が竣工したことを発表した。同社が展開する戸建リノベーション事業『HOUS Renovation』の一環として、リノベ事業を推進するリビタ(都村智史社長)と共同で取り組んだもの。『代沢の家』は、東京・下北沢にある築30年の混構造の住宅を、断熱と耐震の性能向上改修を行った。断熱では、高性能樹脂窓と高断熱材の入れ替えを行い、UA値1.53W/㎡・Kから0.46W/㎡・Kに向上した。これに省エネ設備と太陽光発電を搭載し、『HOUS Renovation』物件としては初のZEH化を達成した。一定期間を両社のモデル棟としてノウハウの提供や啓蒙に活用したうえで、販売後もエネルギー収支や光熱費の定点観測など、性能向上の実証を行う予定である。