ソニー、照明で家電操作 マルチファンクションライト開発
ソニーは1月13日、照明を介しTVやエアコンといった家電製品をスマホ等で操作可能にするマルチファンクションライトを開発した。16年度前半頃の商品化を目指し、電材卸事業者や住宅会社への販売を予定する。
LEDシーリングライトとマルチファンクションユニットで構成される同ライトは、スマホ専用アプリで赤外線リモコンとして使用できるだけでなく、Wi-Fi接続により宅外からの遠隔操作が可能となる。リモコン用途だけでなくスピーカー・マイク機能を備え、音楽再生や別の部屋にいる家族と会話ができる。人感知センサーも搭載。家族が帰宅した際の入室を検知し伝言を自動で再生するボイスメッセージ機能や、不在時に部屋内の人の動きを感知しメールでアラートするモニタリング機能など見守りや防犯に活用できるとしている。
専用LEDシーリングライトは東芝ライテックとの技術提携により開発が進められている。好みに合わせた色温度、明るさを自在に変更でき、空間演出に富んだ照明環境を実現するとした。