ニチコン、IoTソリューション活用で蓄電システム等の見守り、制御開始
ニチコン(武田一平社長)は、日本IBMのIoTソリューションを用いて蓄電システムやV2Hからのデータを活用し、機器の見守りや保守、太陽光発電システムの出力制御に応じた外部制御を実施する。同システムは、ニチコンの蓄電システムやV2Hのリモコン機器から積算電力量や電池残量、通電稼働時間などのデータを収集し、分析・異常検知・通知等を行う。今年度から販売する12kWhの家庭用蓄電システムに同機能を実装し、7月からIBMのクラウドとの接続・テスト運用を開始している。今後は新電力会社などが運営するDR(デマンド・レスポンス)、さらにはビッグデータの利活用などに対応していく。販売チャネルごとに順次発売。10月7日から3日間開催されたCEATEC JAPAN2015でブース展示している。