月刊スマートハウス

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No.90(2022年8月号)7月20日発刊

2035trouble

 国の方針や都の政策も相俟って注目が集まる太陽光発電システム。同時に懸念されるのが「パネルの廃棄問題」だ。FIT黎明期の2012年を境に、事業用中心に普及した太陽光パネルの廃棄量は20年度時点で約6,300トン(パネル約31万枚分)超え。製品寿命を25年程度とみるなら2035~37年頃には年間17~28万トンの廃棄が見込まれる。その殆どが産業分野からの排出と予想できるものの、同時期に余剰売電目的で導入された住宅用(10kW未満)も総量の約4分の1を占める。一方で、国内ではこの「使用済みパネル」に対する適正な処理フローが確立・認知されていないことから、約3割のパネルが単純廃棄、およびアルミフレーム等一部の部材リサイクルに留まっている現状だという。もし、廃棄よりもコストを抑え、効率良く資源循環や再利用ができれば─。
 平成26年度から国を挙げてリユース・リサイクルの取組が検討される中、昨年7月、“住宅用”の太陽光パネルを用いた資源循環実証が埼玉県にて行われた。 CO2排出削減にも寄与し、単純廃棄よりもコストメリットを見出したという同実証に迫る。

 

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目次

遠心求想
「泣く男と撮る女」

 

 

特集
2035年、年間廃棄量は20年度比40倍に!
来たる大量廃棄時代を前に考えたい 使用済み太陽光パネルの行方

 

 

特集
脱炭素・ZEH専門ローンはじめました!

 

 

特集
住宅営業マン167名の提案から見えた断熱訴求の現状と課題

 

照準 | パナソニックEWスマートエナジー

 

 

照準 | エクソル

 

 

未来交差点 | シャープ×高島

 

 

きになるゼミ| アキュラホーム(住生活研究所)

 

 

Check the Results |ダイキン工業

 

 

HighLight | 日本電機工業会

 

 

Sales company’s vision
あおいホーム/日本住宅総合開発/
エーピーシーメンテナンス/八尾トーヨー住器

 

 

Builder’s vision
正田工建/仲山工務店設計事務所/
シンズクラフト/住宅みちしるべ

 

 

snap |住宅生産団体連合会30周年

 

 

スマエネに本気| 東京ガス

 

 

FEATURED BUILDER | 小林住宅

 

 

FEATURED BUILDER | 橋本不動産

 

 

Smart HIT! 候補生 | 旭化成ホームズ

  

 

連載企画 | 太陽光と住生活【vol.02】

 

 

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