シャープ 6インチ太陽電池セルで世界最高効率
シャープ(戴正呉社長)は3月27日、6インチサイズ(240.6c㎡)の単結晶シリコン太陽電池セルで変換効率25.09%を達成、世界記録を樹立した。
同社は通常、セル表面に施す各種配線を裏面に配置し、セルの受光面積を最大限に拡げるバックコンタクト構造を採用した製品を展開しているが、今回のセルでは、さらに結晶シリコン基板の表面にアモルファスシリコン膜を形成するヘテロ接合の技術を融合。2つの高効率化技術を組み合わせた「ヘテロ接合バックコンタクト構造」によって高い変換効率を実現した。