月刊スマートハウス

  • 業界ニュース
  • 会社概要
  • お問い合せ

シャープ 中経発表、スマートハウス事業で19年度1兆円超え目指す

2017.05.27

カテゴリー :ZEH・スマートハウス

印刷する

 シャープ(戴正呉社長)は5月26日、17年度~19年度にかけた中期経営計画を発表した。新たにスマートホーム、スマートビジネスソリューション、アドバンスディスプレイシステム、IoTエレクトロデバイスの4つの事業領域に注力し、これまで縦割り色が強かった事業部間において横展開を強化、19年度の売上高は3.25兆円、営業利益は1500億円を目指す。
 中でも、スマートホーム事業は、エネルギー、IoTデバイス、ヘルスケア事業部が取り組み、IoT技術をベースに各事業部が展開する機器を連携させることで高付加価値なソリューションを提案する。また新たにスマートホームグループを設置し、グループ長には長谷川祥典取締役兼専務執行役員が就任、事業部間を横串で刺し指揮を執る。同事業では19年度に1兆円以上を目標に据える。
 加えて、17年度業績予想についても発表。売上高は前年比22.4%増の2.51兆円、営業利益は同44%増の900億円、当期純利益においても同2.4%増の590億円を見通す。

  • 最新号から年間12冊の一括購読を申し込む
  • バックナンバーを購入する