The Resilience（ザ・レジリエンス） No.3　2020年5月31日発刊｜次代の住まいを考える月刊スマートハウス

The Resilience（ザ・レジリエンス） No.3　2020年5月31日発刊

　我が国の新型コロナ感染症は終息の気配を見せつつあるが、全く予断を許さぬ状況であるのは変わらない─。

　2009年に一世を風靡し、蔓延した未知のウイルスとの闘いを記した映画『感染列島』では、現実の日本と同じく、多くの命を次々と奪い、ウイルスに対峙した人間社会の脆弱性を見事に具象している。

　そして、もしウイルス感染に加え、予期せぬ自然災害が発生したとすれば・・・。映画では綴られなかった物語は現実に差し迫っているかもしれない。私たちに出来ることは、心構えに加え、どんな災厄にも屈さない命を守るための強靭な備えと言えるだろう。

　ウイルスとの同時災害への対策は急務である。

［巻頭］──────────────

　　
『感染列島』が描出した
無力な人間の「強さ」

［緊急］──────────────

脅威的“感染拡大”に備えよ!
強靭な地域づくりへ１兆円
地域知り尽した自治体の独自支援、始まる

［ Column 1 ］──────────────

　
ウイルス禍での大地震、１カ月で60万人の感染を予想

［復興］──────────────

千葉県、あれから─。
防災環境モデル都市への新たな船出
避難所200カ所に太陽光発電と蓄電池設置も

［ Column 2 ］──────────────

台風速度10％減で、暴風雨長期化も

［特集］──────────────

災害時に届け隊！
走る、運ぶ、モビリティ型防災シリーズ

［知っとこ！「防災・減災」ゼミ］──────────────

防災科学技術研究所
我が国トップの防災機関『令和元年度成果発表会』開催
1,000名以上が参集

［ Column 3 ］──────────────

米国ハリケーン被害から学ぶ、日本式治水方策
ダム事前放流の拡大、
ソフト開発など見直し検討

［特集］──────────────

自助能力の向上支援！
主要自治体、
住宅レジリエンス補助事業総覧2020
98自治体・168事業、総額80億円規模

［密着! 自治体応援団］──────────────

再エネ共同購入スキームで脱炭素と防災促進！
東京都、神奈川県、大阪府など採用相次ぐ

［関連］──────────────

大阪府＆大阪市
創蓄エネ機器、府民みんなでお得に購入
市場価格２割減以上、契約100世帯目指す

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