旭化成 LIB用セパレータ約2億㎡/年増強
リチウムイオン電池用セパレーター世界トップの旭化成(小堀秀毅社長)は3月30日、守山製造所内(滋賀県守山市)のセパレータ生産能力を増強したことを発表した。増強能力は約2億㎡/年で、設備投資額は約150億円。同社は、湿式膜と乾式膜の両方を手掛けており、湿式膜は滋賀県守山市、宮崎県日向市、韓国に、乾式膜は米国に生産拠点を置く。湿式膜は今回の増強で約6億1000万㎡/年、乾式膜は既存設備の生産性向上で約2億5000万㎡/年、合計約8億6000万㎡/年となった。