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積水ハウス 東松島市でスマート防災エコタウン稼働

2016.06.13

カテゴリー :住宅事業者

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 積水ハウス(阿部俊則社長)は、宮城県東松島市に災害公営住宅や病院、公共施設に、「スマート防災エコタウン」を竣工し稼働を開始した。
 このスマート防災エコタウンは、日本初のマイクログリッドにより電力を供給する電力マネジメントシステムを駆使したニュータウン。戸建住宅70戸、集合住宅15戸、集会所の屋根上に合計50kW以上の太陽光パネルが設置されているが、太陽光発電電力の固定価格買い取り制度下でも売却せずに、災害公営住宅85戸と近隣4病院や公共施設にCEMS(Community Energy Management System)で制御しながら供給する地産地消のシステムを構築している。これにより、太陽光発電で年間256tものCO2排出量を削減するほか、系統電力遮断時にもバイオディーゼル発電機をメイン電源とし、最低3日間は通常の電力供給が可能だ。長期の停電時にも病院や集会所などへ最低限の電力も供給できる。
 同社と東松島市は「みやぎ県民防災の日」である6月12日には完成披露式典を実施した。
積水ハウス 東松島市エコタウン

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