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パナソニック、宅配ボックス効果実証 再配達半減

2018.03.20

カテゴリー :宅配ボックス

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 パナソニック、京都市、京都産業大学等が共同で行った「京(みやこ)の再配達を減らそうプロジェクト」の結果が明らかとなった。宅配ボックス設置前43%だった再配達率は15%に半減。同問題解消に効果があることが実証された。 
 これは17年11月から18年1月までの3ヶ月間に渡り行われた実証実験。パナソニック製のアパート用宅配ボックス『COMBO-Maison(コンボ-メゾン)』合計39台を京都市内5箇所のアパート(合計106世帯)と大学キャンパス内に公共用を設置。学生や職員などをモニターとしアンケート調査で利用実態、効果測定を実施した。「大きすぎて入らなかった」という理由で再配達になったケースもあるが、使用感は「再配達にストレスを感じていたが無くなった」と好評だった様だ。主催者の京都市は「再配達の問題を多くの学生に知ってもらうとともに、解決策の一つとして、宅配ボックスを利用してもらえたことが成果」と総評している。

実証に使用された宅配ボックス『COMBO-Maison』

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