オムロン（山田義仁社長）は8月よりZEH対応モデルとなる太陽光発電システム用パワコン『KPK-Aシリーズ』（屋内型、4.0kW・5.5kW）の販売を開始する。価格はオープン。3年累計で15万台の販売計画を立てている。
　新製品は太陽光からの電流入力値を屋内機では業界最大となる33A（4.0kW）/44A（5.5kW）へ拡大。変換効率も96.5%に向上させZEH普及に伴う高発電・高効率ニーズに応えた。日照の変わりやすい朝夕や曇りでも最大電力点を素早く察知する機能を搭載。500Wといった低出力時でも高変換効率を実現するなどの特徴がある。通気口面積を小さくすることで異物や水滴の侵入を防止。オプション部品なしでも洗面所や脱衣所への設置が可能となった。加えて従来機種の施工性を継承しているためリプレース時の省施工化が図れるとしている。