宅配ボックス設置で再配達率8%に激減
パナソニックエコソリューションズ社は6月8日、福井県あわら市と共同で行った「宅配ボックス実証実験」の最終結果を報告。4ヶ月間の再配達率は設置前49%から平均8%に激減。「再配達解消の一つの商材であることが実証できた」と評価した。アンケート結果の考察から、同社では「冷蔵・冷凍やサイズの大きな郵便物などニーズに対する商品開発を順次検討していく」とする。一方、あわら市では全国初となる設置補助金の創設を決めるなど普及を加速させる構え。半ばブーム感もあるが一過性に終わらせない市場形成が必要となっていきそうだ。