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日東工業、新型 感震ブレーカー開発

2017.04.11

カテゴリー :分電盤,電材

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日東工業は4月10日、業界初とする感震リレーとブレーカーを一体化した新型「感震機能付ブレーカー」を開発。内蔵型の分電盤と増設用をラインナップし年間1万台を目標に8月より販売を始める。
従来製品は感震リレー用ブレーカーと分岐部2回路に相当する感震リレーの2つのパーツが必用だった。一体化することで基本タイプのホーム分電盤と同じレイアウトになる。感震検知でブレーカーが動作した場合、ランプ点灯により漏電ではないことを通知。震度5強相当以上の地震波感知から自動遮断までの時間を3分、1分、即時より選択できる。3軸加速度センサーを採用したことで横揺れに加え縦揺れ検出を可能とするなどの特徴がある。感震ブレーカーとは、一定以上の地震発生時に主幹ブレーカーを自動遮断し電気の供給をストップさせる機器全般のこと。地震後の電気復旧時に発生する「復電(通電)火災」を防ぐ有効手段として注目が集まっている。

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