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パナソニック 壁掛型ハイブリッド蓄電システム発売

2017.02.20

カテゴリー :蓄電池

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 パナソニックエコソリューションズ社(吉田民生社長)は2月20日、従来の約1/3に小型化かつ施工時間を大幅に削減したハイブリッド型リチウムイオン蓄電システム『創蓄連携システム「パワーステーションS」』を発売。4月5日より受注開始し、従来品含め年間販売目標5000システムを目指す。2012年より発売した『創蓄連携システム』だが、今回で第4世代目となる製品は同社初の壁掛けタイプ。据え置きタイプだった太陽光発電・蓄電一体型パワコン「パワーステーション」から、体積を従来比約1/3までサイズダウン、重量を約40%減の40kg弱とした。変換効率を96%と1%向上させたことで小型化にも寄与している。また、施工面では分電盤での結配作業ではポピュラーとなっている全端子速結端子を蓄電システムに業界で初めて採用、これにより施工時間を半減した。このほか無線LANの標準搭載や、基礎工事不要を含めるとさらに大幅な時間短縮となる。施工者の設置自由度や施工性を追求した製品となっており、2019年以降の太陽光発電FIT期間満了ユーザーをターゲットに拡販を目指す。なお、蓄電池ユニットの仕様および価格は変わらず、システム全体の価格は据え置きの169万円(税抜・工事費別)とした。l-jn170220-1-3l-jn170220-1-2

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