月刊スマートハウス

  • 業界ニュース
  • 会社概要
  • お問い合せ

日東工業、電気代の内訳が判る分電盤サービスパック発売

2016.11.28

カテゴリー :HEMS,分電盤

印刷する

日東工業(佐々木拓郎社長)は12月より電気代の内訳が判る分電盤サービスパックの販売を開始する。価格はオープン。工務店や電気工事店等への採用加速を目指す。
これは1つのセンサーで家電ごとの消費電力が見える電力計測装置『エネサーチ』を内蔵した同社製ホーム分電盤と、AIによる家電分離推定技術を使った事業開発を手がけるインフォメティス(只野太郎社長)が提供するホームIoT情報サービスアプリ『うちワケ』の2年間利用権をパッケージ化したもの。購入者はユーザー登録を行うだけで時間帯毎の利用状況や電気代の内訳などをスマホやタブレット端末で確認。スマートな電力データ分析体験と共に詳細な省エネ対策ができるようになる。
回路毎の消費電力を把握する一般的なHEMS対応分電盤等と異なり『エネサーチ』は主幹ブレーカ部に電流センサー1組だけを取り付けて全体の電流を計測。そのデータをクラウドサーバーのAIで自動学習、電流波形を分析することで家電毎の電力使用情報を把握するという「家電分離推定技術」を用いている。ネット接続対応家電や計測タップの設置が不要であるなどの特徴がある。

  • 最新号から年間12冊の一括購読を申し込む
  • バックナンバーを購入する