プレハブ建築協会はこのほど2015年度（15年4月1日～16年3月31日）におけるプレハブ住宅完工戸数実績調査及び生産能力調査報告書を公開した。回答企業は協会加盟会員企業の計48社。
　同年度の住宅完工総戸数は前年度比6.3％増の166,252戸で、全着工戸数に対して同0.3ポイント増の18.1％を占めた。このうち戸建は同10.9％減の54512戸、共同建は同17.5％増111740戸。ZEHの完工総数は8542戸で一戸建プレハブ住宅全体の15.7%に相当する。構造別にみたZEH率は木質系が3338戸の25.6％、鉄鋼系は5204戸の12.7％だった。一方の生産能力は14年度に比べ6809戸増加し264,526戸、生産工場数は120工場で10ヶ所増えた。生産稼働率は同2.1ポイント増の62.8％としている。