村田製作所、太陽光パネル向け1kWインバータ開発
村田製作所(村田恒夫社長)は6月22日、太陽光発電向け1kWミニインバータを開発。17年度中の量産開始を予定していると公表した。
新開発の同製品は、独自高効率マルチレベル回路技術と密閉構造により小型・薄型・軽量化を実現。一般的なパワコンに比べ省スペースなため設置場所の選択肢を広げられる等の特徴がある。施工費を含めたコスト削減も期待できる。公開されている基本仕様は、設計寿命20年、変換効率97%、防水規格IP66、外形寸法450×160×50mm。用途は建材一体型太陽光パネル、カーポートなどが想定されている。