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サンテックパワージャパン 事業戦略公開 国内供給量3割増目指す

2016.02.25

カテゴリー :太陽光

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 中国大手太陽光パネルメーカーのサンテックパワージャパンは2月24日、東京都内のホテルサンルートプラザ新宿にて事業戦略発表会を開催した。就任から凡そ半年が経過するもメディア初登場となる高瞻(ガオ・ジャン)社長の発言に注目が集まった。
 開催冒頭でガオ新社長は「サンテックパワージャパンは67年の設立(旧MSK)から数えて50年目、81年のパネル販売開始より35年という長い歴史の中で経験豊富な人材とテクノロジーを築いてきた。昨年夏季より新体制で事業に臨んでいるが、これらの価値ある力を十分に活かしスピード感ある経営を目指していきたい」との抱負を語った。
 実数こそ明かさなかったが「日本国内における15年度売上高は前年比15%増、出荷ベースでは14%増で推移。分野比率は住宅用が全体の20%を占め、このうち新築と既築は5:5となっている」と振り返った。買取価格は下がったものの「世界的に見てまだ高く採算が充分とれるレベル」と分析。「16年は前年度3割増を目指していきたい」との目標を掲げ「今日の戦略発表はほんの一部でしかない」と笑みを浮かべるなど次なる秘策を匂わせていた。

高瞻(ガオ・ジャン)新社長

高瞻(ガオ・ジャン)新社長

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