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積水ハウス、20年にゼロエネ住宅80%目指す

 積水ハウスは12月21日、20年にゼロエネ住宅を80%目指すという業界水準を大幅に上回る目標値を公表した。
 先般纏められたZEHロードマップでは「20年までに新築住宅の過半数」となっている。これは11月に開催された「未来投資に向けた官民対話」でも安倍首相が同様の内容を宣言するなど政府としても肝いりの目標値である。背景にはCOP21(気候変動枠組条約第21回締約国会議)において、我国の温室効果ガス排出量を大幅に削減するという公約がある。産業だけでなく家庭部門の省エネなどの改善も求められている。一方、同社は環境貢献として13年よりZEH対応商品「グリーンファーストゼロ」を展開。14年度に60%、15年度上半期で74%まで普及を実現するなど既に数年先の未来を先取りしている。今後は新築だけでなく既存リフォームを強化することで創・省エネ機器の市場拡大を目指すとした。

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