月刊スマートハウス

  • 業界ニュース
  • 会社概要
  • お問い合せ

ソーラーフロンティア 薄膜太陽電池セル変換効率22・3%で世界トップに

2015.12.08

カテゴリー :太陽光

印刷する

NEDOプレスリリース用 - edit 銅、インジウム、セレンを用いて作られるCIS薄膜太陽電池メーカーの世界最大手ソーラーフロンティア(平野敦彦社長)は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)との共同研究により、同太陽電池セル約0.5㎠で、エネルギー変換効率22・3%となる世界記録を達成した。欧州最大の応用研究機関の独フラウンホーファー研究機構で12月初旬に検証結果を確認、12月8日付で公表した。
薄膜太陽電池では、ドイツの研究機関である太陽エネルギー・水素研究センター(ZSW)の持つ21・7%が世界最高の変換効率であったが、今回ソーラーフロンティアが0.6ポイント上回り世界トップのセル変換効率となった。また、22・3%という数字は、多結晶シリコン系太陽電池でも未達成の22%を世界で初めて超えた数字でもある。

  • 最新号から年間12冊の一括購読を申し込む
  • バックナンバーを購入する