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京セラ、太陽光横ばい1.2GW、蓄電池販売50%増目指す

2015.04.27

カテゴリー :決算

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 京セラは4月27日、平成27年3月期通期決算を公表。総売上高は対前年比5.5%増の1兆5265億円、自動車、スマホ、通信インフラ関連などが好調に推移。利益面は、ファインセラミック応用品、通信機器関連事業の資産評価見直しに伴う損失計上で、営業利益が同22.5%減の934億円、税引前当期純利益は16.7%減の1218億。当期純利益は国内の税制改正に伴う評価替えなどで30.6%増の1158億円となった。
 ソーラーエネルギー事業は太陽電池価格の下落や系統接続保留等の影響を受けたが、製品ラインアップ拡充や販促強化で、売上高は前年比横ばい。具体的な数値は明らかにしていないが、出力ベースでは1.2GW(住宅用30%、産業用70%)とする。今期は同水準の1.2GWを計画。住宅用太陽光の販売比率を引き上げる。蓄電池に関しては台数ベースで前年比50%増の販売目標を立てている。

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